ブロメライン軟膏5万単位/g*(ジェイドルフ)

添付文書情報2023年04月改定(第1版)
商品情報
- 禁忌
- 本剤又は本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
- 効能・効果
- 熱傷・褥瘡・表在性各種潰瘍・挫傷・切開傷・切断傷・化膿創などの創傷面の壊死組織の分解、壊死組織の除去、壊死組織の清浄化およびそれに伴う治癒促進。
- 用法・用量
- ガーゼ、リントなどに適量の軟膏をのばし、潰瘍辺縁になるべく触れないようにして塗布。1日1回交換する。
創傷面が清浄化し、新生肉芽組織の再生が認められた場合は使用を中止する。
- 重要な基本的注意
- 8.1. 有効成分ブロメラインは蛋白分解酵素であり、蛋白分解という主作用に基づいて、局所の疼痛、出血をみることがあるから、壊死組織が除去された後は使用を中止して、他の処置にかえること。
8.2. 粘膜面には慎重に使用すること(蛋白分解作用に基づく刺激作用のため)。
- 副作用
- 次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には使用を中止するなど適切な処置を行うこと。
- 重大な副作用
- 11.1. 重大な副作用
11.1.1. アナフィラキシーショック(頻度不明):不快感、血圧低下、呼吸困難、全身紅潮等を起こすことがある。
- 11.2. その他の副作用
使用部位:(5%以上)出血(25.6%)、疼痛(16.3%)、(0.1~5%未満)創縁のエロジオン、発赤、浮腫、紅斑・水疱、刺激感、そう痒感、皮膚炎。
- 取扱い上の注意
- 14.1. 薬剤使用時の注意14.1.1. 潰瘍面よりやや小さめのガーゼ、リントなどにうすくのばして用い、潰瘍辺縁に触れないように注意すること。
14.1.2. 眼科用に使用しないこと。
未使用時はキャップをすること。
17.1 有効性及び安全性に関する試験
17.1.1 国内臨床試験
国内総計203例を対象とした、二重盲検比較試験を含む臨床試験における有効率は次のとおりであった。
→図表を見る(PDF)
18.1 作用機序
アルギニンとアラニン、アラニンとグルタミンのアミノ酸結合を加水分解することにより蛋白質を分解し、創傷面の壊死組織の分解・除去、清浄化に働く。
18.2 壊死組織除去作用
18.2.1 ウサギに実験的に作成した第3度火傷面にブロメライン軟膏5万単位/gを塗布した結果、良好な痂皮除去効果が認められた。
18.2.2 ウサギ及びブタの実験的火傷にブロメラインの粉末をペースト状にして用いたところ、局所に損傷を与えることなく、壊死組織を除去でき、また全身的な障害も認められなかった。
- 製造販売会社
- ジェイドルフ製薬
- 販売会社
おくすりのQ&A
当該製品の添付文書では、効能又は効果として、『次の疾患で、他の緑内障治療薬が効果不十分又は使用できない場合:緑内障、高眼圧症』と記載されています。...
添付文書内の「有効性安全性」の正確な意味を教えてください。どのような条件ならば有効性があるとするのか、安全性があるというのかをその基準を教えて欲しいのです
入院でブルキンザカプセルを内服予定ですが、高額薬剤としてDPCは出来高になりますでしょうか。2025年4月15日の高額薬剤一覧には載っていなく、診断群分類...
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